2024年7月10日に兵庫県の職員が亡くなったことで注目を集めることとなった斎藤元彦知事の“パワハラ”問題
今回は、その内容や辞職はあるのかを調査しました!
斎藤知事の事件の流れ
告発文にあったパワハラの内容が気になるところですが、今回の事件の経緯を整理したいと思います。
事件の流れ
- 3月中旬:元県民局長の男性(60)が告発文を送付
- 3月27日:斎藤知事が「事実無根」「うそ八百」と否定
- 5月7日:元県民局長の男性(60)が停職3か月の懲戒処分
- その後(日時不明):県の内部調査で告発文が一部事実と判明
- 6月13日:県議会が百条委員会の設置を決定
- 7月7日:元県民局長の男性(60)が死亡
- 7月12日:副知事が辞職を表明
2024年3月中旬に今回亡くなった男性が告発文を送付したことが発端です。
また、
この男性は、告発した内容の真偽を正すために県議会が設置した“百条委員会”で、来週19日に証人として出席する予定がありました。
TBSnewsより
7月19日には、証人として、真実を話す予定だったとのこと。
ですがどうしてもそこに立ち向かう気力・体力がなかったと考えられる程に、追い詰められ、消耗していたことが考えられます。
斎藤知事のパワハラの内容とは?
ポスターに顔写真がなく激怒
兵庫県議会議員のアンケートによると、“はばタンPay+”という、兵庫県の家計応援キャンペーンのプレミアム付きデジタル商品券ののポスター・チラシに「自分の顔写真がない」と激怒。
その後、第2弾のポスター・チラシには斎藤知事の顔が加わりました。この件以降、ポスター・チラシなどには知事の顔をつけなければいけないというのがルールとして徹底された。
おねだり
2023年8月に視察先の企業から高級コーヒーメーカーを贈呈された際、斎藤知事は「そんな品物は頂けません」と受け取りを辞退しました。 しかし、後日、随行した職員に「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ!」と言って受け取ったということです。
20メートル歩いただけで怒鳴る
出張先の施設のエントランスが自動車進入禁止のため、20メートルほど手前で公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らしたとのこと。
知事であることをいいことに、自身が少しでも気に食わないことがあると、怒鳴り散らし、その後一言も口を利かなったという意見もありました。
何が起こったのかは、現場の人間にしか知りえないことではありますが、その他にも机をたたき怒鳴るなど、日常的に職員に対して高圧的な態度を示していたことは間違いなさそうです。
斎藤知事の辞職はあるのか?
今回の事件を受け、辞職に追い風が吹いている斎藤知事ですが、自身の進退については、
「県庁という職場そのものを立て直していくことが、私の大きな責任だと考えています」
と発言し、辞職の意向はないとしています。
副知事は辞職
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作った元幹部職員が死亡した問題などをめぐり、片山安孝副知事が12日、責任を取って7月末をもって辞職する意向を示しました。
ABCニュースより
片山副知事は、「文書事案で3ヵ月にわたり県政に停滞や混乱を招いたことに県民の皆さまへの責任を重く受け止め誰かが責任を取らなければならないと考えた」「知事と職員の間は残念ながら距離があると言わざるを得なかった」
と取材7月12日の取材で語っており、7月末で辞職する意向を発表しました。
まとめ
今回の騒動で斎藤知事ではなく、片山副知事が辞職を表明することとなりました。
現時点で、斎藤知事は、兵庫県庁を立て直すことが勤めであるということを発言し、辞職する様子はありませんが、片山副知事が辞職した今、矢面に立つのはもはや斎藤知事のみ。
このまま知事として立て直しをするにしても、右腕となる職員が必要であることは確かで、そのポジションに誰が入るかにより、結果は左右されるでしょう。
今後も知事として、県民に胸を張れるより良いs職務を全うしてほしいですね。
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