毎日新聞の調査によると、2024年7月20.21日に全国世論調査を実施した結果m岸田内閣の支持率は、前回調査(17%)より4ポイント増で21%。
2カ月ぶりに20%台を回復したことを発表しました。
今回は、内閣支持率が回復した理由と、その調査方法について調査しました。
内閣支持率が回復した理由3選とは?
内閣の支持率は、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が深刻化したことも影響し、2024年2月には支持率が14%にまで低下していました。
これを受け、岸田首相は、改正政治資金規正法を成立させるなど政治の信頼回復に努めています。
今回、毎日新聞の調査により支持率が回復した理由についてまとめました。
1.国会が閉幕している
常会(通常国会)の召集常会は、毎年1月に召集されます。会期は150日間です。常会では、政府から翌年度の総予算やたくさんの法律案が提出され、審議されます。
参議院HPより
7月の世論調査は、国会が閉幕している時期であるため、野党の発言が全く報じられない中での世論調査です。
そのため、岸田首相の発言ばかりが、報道されたことにより、前回よりも支持率の回復があったと考えられます。
2.対象者が曖昧
約千人が対象で、およそ半数は固定電話での回答だったようです。
現代は、固定電話を持たない洗濯をしている家族も多く、回答者が高齢だったのではないかという推測もあります。
3.世論調査は、会社によって差がある
世論調査は調査会社により差があります。
また、回復したとはいえ21%であり、15カ月連続で30%を下回っている今、国民の感覚としては政権を支持する水準には達していないというということも考えられます。
内閣支持率はどうやって調査している?
内閣支持率の調査方法
毎日新聞が発表した今回の調査は、
携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯507件、固定513件の有効回答を得た。
合計1,020件の回答を得ている調査と報告されています。
ショートメッセージの機能を使用しているため、対象者は無作為であり、母数も少ないため、一見回復したように見える調査結果ですが、回復したと発表するにはまだまだ信憑性に欠ける部分があると考えられます。
内閣支持率回復に対する世間の声
回復するわけなかろうがっ‼️
内閣支持率31%、8か月ぶりに3割台回復 岸田首相の総裁選再選・続投は81%が否定的(産経新聞) https://t.co/KTihuOlcdy
— きみ (@kimixasleep) June 17, 2024
内閣支持率が20%台回復ってあるけど
これはどうやって調べてるのかしら🤔国民全てを対象に調査している
訳ないだろうし何処まで正しい情報なんだろ?
— sakura (@sakura71_sakura) July 21, 2024
内閣支持率が回復?毎回言ってるけど上がる要素無いしぶっちゃけこんなもん調べ方、調べるタイミングで発生する微々たる誤差みたいなもんだろ。目糞が鼻糞になったからとかいちいち一喜一憂するようなもんじゃねぇんだよなぁ。
そもそもずーっと8割方から「要らん」言われ続けてる自分等を恥じてどうぞ— みやび[🐬🐻🦈] (@miyabi_inf) July 21, 2024
まとめ
内閣支持率の回復の理由としては
- 国会が閉幕している時期で野党の声が国民には届いていない
- 対象者が曖昧
- 調査会社による偏り
が考えられます。
20%という数字は、国民の感覚として政権を支持する水準には達していないような数字であるため、国会が開幕している時期に、より大規模な調査が行われて初めて支持率が見えるのではないでしょうか。
今後も国民の支持を得られるような施策が打ち出されることを期待したいですね。
コメント